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2021-04-14

コロナ禍で得た知見

コロナの時期にまったく投稿しておりませんでしたので、生存確認がてら今思うことを徒然に・・・

2020年春の遍路シーズンは、コロナ禍の緊急事態宣言で、シーズン自体がまったく無くなってしまいました。

小豆島の観光シーズンであるGWも、同様に無くなってしまって、2020年は年間通して、小豆島全体の霊場・観光産業は近年稀に見る大惨事となりました。

コロナが騒がれ始めた時は、どうせ1ヶ月後、長くても3ヶ月後に笑い話になってるんじゃないか、なんて楽観視してたものですが、1年経っても状況は変わらずなので、大きく見積もりを誤りました。
そのうち、いつもどおりの日常が・・・と頭を切り替えることなく、ダラダラと受け身にルーティーンを繰り返してしまったので、去年1年間は、本当に何もせず、記憶に残らない時間の使い方をしてしまいました。

そういうわけで反省がまずあるわけですが、そこを掘っても何も出てこないので、よかったことを考えると、15個くらいあります。

一通り列挙していくと

  • 大きな自然災害に見舞われなかった
  • 都市部と比較すると小豆島で子育てできる幸せを実感した
  • 軽い鬱状況になって何もやる気がでないという状態を体験できた
  • 高齢者に限らず怖いのはウィルスより人だというのを知ることができた
  • YouTubeを見まくったおかげで、新しい知の分野に触れることができた
  • ソーシャルゲームとはどういうものか身をもって体験できた
  • イラストを担当した島在住の作家さんの遍路本が出版された
  • コロナ禍の中でも、2020年も2021年も卒業遍路ができた
  • コロナ禍の中でも、夏にファミリーキャンプができた
  • 遍路道の整備を霊場会のメンバーで年間通してできたのできれいな状態を保てている
  • 小豆島子ども・若者支援機構とご縁ができて10代の若者たちに関わる機会ができた
  • オンラインながら移住者交流イベントができた
  • 空き家の仏壇整理がどういうものか実体験できた
  • お寺の位牌整理ができた
  • 2021年春現在、コロナ禍の反動でいろんなことにやる気がでてきた

良いことばかりではないかもしれませんが、大事なのはとらえ方です。
一番大事なのは最後の、反動でいろいろやる気が出てきている点。大事なのは今!

コロナ禍で医療関係者や商売が成り立たなくなって生活が崩壊した人がいる現状で、なんでもかんでもよかったことにできない面もあります。
それでも、生きている以上、生きていかなければならない以上、

「これからどうする?」

を考えることがまず最優先です。
これからが良くなれば、今も過去も必要な糧。これからが悪くなれば、今と過去は悪くなった原因になってしまいます。

未来の自分が今を振り返ったときに、後悔する原因にだけはなりたくないものです。
そのためには、「あんな環境だったけど、いろいろ試行錯誤してあがいてたな」というのが残れば、後悔は絶対起こりません。
新型ウィルスによって、世界が様変わりするなんて、誰も予想がつかないし、誰のせいでもないのですから。


15個のよかったの中から一つだけピックアップして、詳述しておくと

YouTubeを見まくったおかげで、新しい知の分野に触れることができた

が、わたしにとっては一番のコロナ功でした。

コロナ禍でYouTubeをはじめる人が圧倒的に増えました。
お笑い芸人をはじめとして芸能人の参入が特にすごかった。
それによって、YouTubeチャンネルの質も飛躍的に上がったと思います。

今まで、すばらしい講演や講習会的なものは、高いお金を払って、クローズドな空間で開催されるのが常でした。
本山が主催する坊さんの研修会がまさにソレです。
小豆島からだと交通費がかかるので、費用対効果は最悪、3万円以上払って価値のある講演なんて、おそらく何もないだろうと思います。

ちなみに本山が主催する御室派研修会なんてものも、オンラインでやってくれたので、それはとても良かった。
特に同じ御室派の青年教師会員である「おてらおやつクラブ」の主催者 福井良應僧正がファシリテーターをする講習会は、グリーフケアの知識を学べたので、とても有意義でした。

YouTubeの動画の中では、中田敦彦のYouTube大学、マコなり社長さん、鴨頭嘉人さん、近畿大学の卒業スピーチ、TEDなどの講演がとってもためになりました。
もちろん、世代も環境も違うので、100%賛同なんてのはありえないわけですが、若い世代とどれくらい価値観に開きがあるか、若い人が好きなチャンネルってどんなのか、等、講演者は若い人じゃなくても教育系だと、20代、30代にフォーカスして話している内容が多くて、たくさん発見がありました。
と同時に、自分の立ち位置をよく知っておかないと、あっという間に老害化することもよくわかりました。

わたしは今年アラフィフに突入する世代ですが、カテゴライズすると団塊ジュニアです。
その私たち世代の半分くらいしか人数がいないミレニアル世代が、これからの日本を創っていくことになります。
将来お世話になる以上、相互理解を深めておく必要があります。

その世代はテレビを見ず、お金と食の優先度が上の世代よりも低く、自己肯定感・自己承認欲求が高い傾向があるようです。
高級外車やきれいな女性をはべらすことが絶対的なステータスだった時代から、ソーシャルネットワークの中でのステータスに投資価値がある時代になった。
結婚式は費用対効果が悪いので、行わない選択、子供も作らない選択、そもそも結婚はしないという選択、おのずと家という概念は軽視され、限られた人生という時間を好きなように楽しんで生きる。

一時期話題になった、オリンピックの女性人事すったもんだに代表されるように、女性は3歩下がって・・・、女子供は黙っとれ・・・の時代から、LGBTQは知っていて当然の人間として最低限の素養時代へ、超高速で移り変わりました。
そのLGBTQの比率が、若者の人口比率だというのだから、驚きです。

若い人の価値観の根底にあるのは、自分たちは圧倒的マイノリティであるということ。
私たちの世代は、マジョリティのマウントを知らず知らずしてしまう、ということ。

この違いをわかっていないと、若い人たちとちゃんとコミュニケーションがとれないような気がします。
それがわかったことは大きな成果でした。

果たして、若者の何%が、将来お墓を建立し、法事をしてくれるでしょう?

自分たちの結婚式も費用対効果でやらない選択をする合理脳が、儀式に価値をおかないことは自明ですね。

これからはそういう時代だとはっきり予想して、お寺のあり方を考えていく必要があります。

今まで通りを求めると廃寺まっしぐら。
厳しい時代です。

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コメント4件

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