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2016-01-11

とんど

今朝はとんどがありました。

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とんどとは、正月の注連飾りや門松を燃やし、その灰で餅や芋を食べ、無病息災を祈願する恒例の行事です。

大阪ではとんと聞いたことの無かった行事ですが、小豆島をはじめとする地方では昔から行われている行事です。

もちろん、私の実家がある大阪の箕面でも昔は行われていたのかもしれません。

小豆島においても、廃れてしまった地区は多いのですが、私の住んでいる地域周辺は、毎年しっかり行われています。

常光寺のある小豆島町の苗羽地区では、さらに空条と向条・下条の2箇所で行われています。歩いて行ける距離内で別々にやっているので、一緒にやればいいのに、と思わないでもないです。しかし、そんな気配は無いのがある意味元気で頼もしいですね。

空条地区は常光寺裏の荒神社で朝6時から開始です。地区によっては、夕方やったり、同じ日にしないところもあるので、その辺は各々の慣習行事ゆえの独自性があります。この辺は夏祭りも同じ。

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まっすぐシャンと立つ松を中心に、たくさんの竹を切り倒して、立派な壇をこさえます。竹は葉の残っているものがいいので、元気なものを使いますが、間伐材も入れられるので、とんどのために、周辺の竹林が整備される一助にもなっているのでしょうね。そして、正月の注連飾りや神社やお寺で授かったお札や破魔矢のようなものまで、くくられて燃やされます。

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燃やし始めると、竹が交じっているので、パンパンと轟音がなり、天高く大きな火が立ちました。毎年見てますが、轟々と凄い火力で、飽きること無く見入ってしまいます。

朝早い行事ですが、子供たちもたくさん参加して、食い入るように火を眺めます。

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火が落ち着いたら、今度はたくさんのトロ箱が投げ入れられ処分されます。このトロ箱を入れるのは、空条のとんどに限ったことだと思うのですが、どこからやってきた箱か聞くのを忘れました。でも毎年用意されていますね。

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そして、火が落ち着いたら、お待ちかねの餅焼きタイムです。

とんどの火で焼いた餅を食べることが、この行事の一番大事なところでもあるので、みなさん思い思いの道具と、餅を持参し今か今かと待っています。独りが始めると一斉に、ポジション取り。しかし、まだ猛烈に熱い。

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焼き上がる頃になると、子ども会で用意されたぜんざい汁とお椀がおせったいで配られ、お汁粉にしていただきます。こどもたちはがっついて、口のまわりが髭もじゃに(笑)。

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燃えて、飛んでいった灰をかぶるとまた良い、とされるのですが、とんどを行う荒神社は、常光寺のすぐ裏にあるので、たくさんの灰がお寺に降り注ぎます。掃除もさることながら、寺犬のハルサメが一番朝から爆音に悩まされ、灰が水の器に入って困っている様子でした。

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近所の人が大勢集まってくるので、その時に年始の挨拶をしたり、世間話をしたり、餅を食べながら、ゆるやかな心地良い時間だなぁと感じます。前日準備は、年始のお遍路さんの団体があるので、なかなか参加できませんが、いつまでも続いて欲しい行事だと思います。

正月は松の内(小豆島では15日)まで。と言われますが、とんどで正月飾りや、鏡餅を見なくなるので、とんどが終わると、正月気分も抜けます。

 

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